いつも楽しく読ませて頂いております。
この企画があるたびに送ってみたいと思いつつ、
なかなか実行に移せなかったのですが
今回思い切ってご相談させていただきます。
私は50代後半ですが、
ほうれい線と目の下のたるみが気になっています。
一生懸命にお手入れしているのですが、
なかなか効果がありません。
そこで、メイクで少しでも目立たなくできればと思うのですが、何かいい方法があれば教えて下さい。
どうぞよろしくお願い致します。
＊＊＊
それでは、お答えして参ります。
年齢を重ねると、誰にでも訪れる、何かしらの変化。
他人目線で客観的に見ると、
たいしたことではなかったとしても、
自分の中では「明らかに昔の自分とは違う」という変化・・・
それはやはり、女性にとっては大問題といいますか、
気になって仕方ないことですよね。
お手入れも大事ですが、
いざという時にメイクである程度のカバーができたら、
まるで勝負服を手に入れたのと同じで、
大きな味方を手に入れたことになります。
さて、メイクで
「ほうれい線」や「目の下のたるみ」を目立たなくする方法は、
大きく分けて２種類、あります。
それは
・直接的修正法
・間接的修正法
の２種類です。
読んで字のごとく、
気になる部分にダイレクトに何かをするのが、
直接的修正法。
気になる部分以外に何かをして、
気になる部分を目立たなくするのが、
間接的修正法です。
どちらも、メリット＆デメリットがありますので、
双方の良い部分をかいつまんで取り入れていくのが良いでしょう。
では、それぞれを説明していきます。
「直接的修正法」
ほうれい線や目の下のたるみ、
そのものにできる影をダイレクトに消す手法です。
影消しパウダーなどのハイライトパウダーを、
細い筆に取り、ほうれい線の影、目の下のたるみの影に
ダイレクトに塗ります。
タイミングはフルメイクの最後、
仕上げの段階です。
この直接的修正法は、効果は高いです。
ですが、程度を間違えると、
悪目立ちしてしまうこともありますので、
「ほんのり」が大事です。
「間接的修正法」
この場合は、ほうれい線や目の下のたるみを目立たせないために、
その他のパーツを強調するという手法になります。
例えばアイメイクやリップメイクを、
いつもより強調することで、
目立たせたくない部分から目をそらす、
というような手法です。
この方法も効果は高いのですが、
いつもと雰囲気が変わりますので、
シチュエーションを選ぶことになるでしょう。
このように考えると、
直接的修正法と間接的修正法の両方を、
少しずつ取り入れていくのが好バランスであると思います。
目の下のたるみや、ほうれい線に、
直接ハイライトパウダーを使いつつ、
ほんのりポイントメイクの強調も心がける。
この両方を、ぜひトライしてみて頂きたいです。
ちなみに、目の下のたるみと、ほうれい線。
どちらも顔の筋肉の衰えからくるものです。
ですので、保湿やマッサージよりも、
顔の筋肉を鍛える体操などが効果を発揮する確率が高いです。
ぜひこの点も意識してみてくださいね。
少しでもお役に立てれば幸いです！
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