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きっとまだ世の中には、メイクロボットを自宅に従えて、毎朝、AIにメイクを考えてもらって、ロボットにメイクをしてもらう!
なんていう人は、多くないはずです(研究段階であっても、少数は、いるのでしょうね)。
もしそんなメイクロボットが一般に普及したら、きっとそのロボットは、お肌に負担をかけない強さを計算し、毎日安定した技術でメイクをしてくれるでしょう。
いや、もしかしたら全部スプレータイプかも。
そういえば以前、洗濯機みたいな機械に顔を突っ込んで、自動的に液体がスプレーされてメイクが出来上がる、みたいな機械を動画か何かで見たかも・・・(ただの空想なのか実現しているのかは定かじゃないけど)
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メイクのタッチは、優しく。力は必要ない。
話はそれましたが。
人間のタッチは、繊細な調整ができたり、それこそロボットが習得するには時間のかかるであろう「内に秘めたその日の気分」を、微妙にメイクに反映するということが、できます。
これは素晴らしいことなんですが、ゆえに、
・ついつい力を入れすぎてしまう
・ついつい叩くようにしてしまう
ということが起こります。
そうなってしまっている方は多いです。
何度でも言います。
「メイクに力は要りません。」
多くのお客様をメイクさせていただいていて、「こんなに優しくメイクするんですね・・・」と、驚かれることは多いです。
忙しくて、時間がなくて、早く仕上げようとすると、つい・・、しっかりカバーしようとすると、つい・・
でも、力を入れても早く仕上がるわけではないし、力を入れてもカバー力が上がるわけではありません。
むしろ、逆です。
無意識のうちに、力みすぎていないか、ぜひ今一度、見直してみて下さい。
朝のスキンケアは叩かない
よく、化粧水をつける際に、コットンにつけて、お肌にパチパチ叩くようにつける方法がありますね。
これはこれで、もちろん意味のある方法なので、絶対にNGとは言いませんが、お肌が弱い方にとっては特に、パチパチ叩くことで血行が促進され、皮膚の温度が上がってしまうことがあります。
パチパチした時には皮膚表面がヒンヤリするんですが、あとからポカポカしてきちゃうことがあるんですね。
思い当たる方は、メイク前はパチパチしない。
優しく撫でるように、お化粧水をつけるようにしましょう。
夜はパチパチしてもOKです。
ファンデーションも叩かない、こすらない
もう手っ取り早く、しかもしっかりカバーしたくて、クッションファンデのスポンジをお肌にドンドン!
パウダーファンデーションのスポンジをお肌にゴリゴリ!
これ、大げさじゃありません。
よく、出先のトイレなどで見かけます、こういう感じでメイク直ししている人。
本当に多いんです。ドンドンゴリゴリゴシゴシグリグリ。
私は大丈夫と思っていても、自覚がないだけかもしれません。
だって本当によく見かけるので。
ファンデーションは、どんな種類であっても力を入れずに。
優しく優しく。赤ちゃんのほっぺを触るかのように。
その方がムラなく美しい仕上がりとなります。
フェイスパウダーをバフバフしない
ベースメイクの最上層に来る、フェイスパウダー。
ベースメイクの仕上がりを大きく左右する「フタ」の役割でもあります。
その「フタ」を、バフバフバンバン、粉が舞う・・・
せっかくのファンデーションもよれてしまいます。
「フタをする」意識をしっかり持って、優しく、でもきちんと抑えるように、密着させていきましょう。
ペンシル類だって、力は入れない
眉毛も、アイラインも、そうなんです。
アイブロウペンシルは、力を入れると、油っぽい重たい色ムラのある仕上がりになってしまいます。
眉尻がガタガタになってしまうという方も、力の入れすぎが原因となっている可能性が高いです。
年齢を重ねると、どうしても目周りの皮膚が柔らかくなり、眉近辺の皮膚もハリが弱くなってしまいます。
そういうハリが弱くなった柔らかい部分に、力強くペンシルを当てると、やはりガタガタの仕上がりになってしまうんです。
同じ理由で、アイラインも、ですね。
いかがでしょうか。
スキンケアも、ベースメイクも、ポイントメイクも、「力を抜いて」メイクをすることを、ぜひもう一度、心がけてみて下さい。
思いがけず「あ、うまくいった」となるかもしれません。
ちょっとしたところに、成功のカギがあるものです。
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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