一見、難しそうに感じるかもしれませんが、
ちゃんと理解すると、全く難しいことではありません。
アイシャドウを選ぶとき、
多くの方が、まずは「色」を気にすると思います。
ブラウン系がほしい、ブルー系がほしい、など・・
しかし、アイシャドウの種類というのは、
「色」だけではなく、
「質感」においても様々な種類が存在します。
質感というのは、洋服で例えると「素材」のことを指します。
例えば「黒のジャケット」というのは、
「黒という色の、ジャケットの形をした服」ということですが、
ここには素材の説明が抜けています。
ここに素材の説明を加えると、
「黒という色の、ジャケットの形をした、麻素材の服」とか
「黒という色の、ジャケットの形をした、ツイード素材の服」となり、
こう聞くと、どんなジャケットかがイメージしやすいですよね。
その「質感」ですが、アイシャドウに当てはめると、
以下のように分類することができます。
光るのか、光らないのか。
(厚みがあるのか、厚みがないのかも大事。)
です。
光るアイシャドウの中でも、
点で光るラメ系アイシャドウと、
面で光るパール系アイシャドウに分けることができます。
アイシャドウを選ぶときには、
色味だけを気にするのではなく、
質感をどうするのかを考えるのが大事なんです。
なぜなら、同じ色味のものでも、
質感が違うだけで、全く違う仕上がりになるからです。
では、どの質感が、どのようなイメージに仕上がるのかを
見ていきましょう。
・マット(光らない)
柔らかいイメージ、優しいイメージになります。
・ラメ(点で光る)
華やかな印象かつ、可愛らしさ、若々しさを持ち併せます。
・パール
華やかな印象かつ、クールでシャープなイメージを持ち合わせます。
このように、色味ではなく質感によるイメージの違いというのは、
実は、とても大きいのです。
そして、最も大事なポイントは、ここから。
これらの「質感が持つイメージへの影響」と
「色味が持つイメージへの影響」を計算していくことが大事なのです。
では、具体例を挙げていきましょう。
例えば、ブルーのアイシャドウ。
色味的には、クールな印象、すっきりとした印象、
涼しげな印象ですよね。
しかし、マットなものを使えば、
そこに柔らかさが加わるわけです。
つまり「ブルー系だけど、きつすぎない。」
というイメージを実現しやすくなります。
ここでパール系を使ったらどうでしょう。
色味のイメージに加えて、質感においてもクールでシャープな印象。
ということは、
最強に「クールシャープ」な要素が強くなるということです。
そのようにしたい時はOKですが、
ブルーのアイシャドウが今まで苦手だったという方の多くが、
質感を気にせずに使っていたという傾向があります。
そして、淡いピンクのアイシャドウ。
色味的には、女性的で可愛らしい、フェミニンな印象ですよね。
ここで質感もマットにすると、
より柔らかい、女性的な雰囲気が助長されます。
しかし、質感をパールにすれば、
「ピンクだけど甘すぎない」を実現しやすくなるのです。
(膨張性は増してしまいますので、
腫れぼったいまぶたの方には不向きです。)
このようにして、「色味」と「質感」のバランスを計算して
アイシャドウを選ぶことが、とても大事なのです。
ブルーの洋服でも
生地やデザインによっては、かっこよくも可愛くもなる。
ピンクの洋服でも
生地はデザインによっては、可愛くもかっこよくもなる。
ぜひ、アイシャドウを選ぶときは
「色味」と「質感」のバランス、意識してみてくださいね。

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