「自分の顔立ちに似合う眉毛の高さは、どう導き出す？」です。
今日の午前中はラジオ出演をしておりまして、それが私の仕事始めだったのですが、
毎回、その番組の中で「メイクのお悩みコーナー」というのがあります。
視聴者の方から寄せられたお悩みや、
一緒にトークをさせていただいているMCの方のお悩みなどに答えています。
ちょうど今日の放送にてテーマとなった「自分に似合う眉毛の高さ」。
これについてを、こちらでもシェアしていきたいと思います。
「眉毛の高さは低い方が美人に見える。」
「眉毛と目の距離は近い方が良い。」
と、無条件に思い込んでいて、
やたらと眉の上を剃ってしまっている人を、時々見かけます。
眉毛の位置を下げて、目と眉の距離を近づけると、
確かに堀の深い欧米人のような雰囲気に見えたり、目元の印象が強くなったりします。
その効果を得ることが最重要なのであれば、それはそれで良いと思います。
しかし、そうすることで生まれる
「副作用」と言いますか「副効果」のようなものも、
ちゃんと把握しておきましょう。
それは「頬が長く見える」ということと「額が広く見える」ということです。
眉と目の間の距離が狭くなれば、
それ以外の面積が広く見えてしまうという、シンプルな現象です。
ということは、
もともと額が広い人は、眉と目の距離を狭めない方がよいですし、
もともと額が狭い人は、眉と目の距離を狭めるとよい。
そして、もともと面長な人も、眉と目の距離を狭めない方がよいということになります。
さて、これを踏まえた上で。
複雑な理論を超簡単にシンプルにした
「自分の顔立ちに似合う眉毛の高さの導き出し方」をご説明しましょう。
それは、小鼻の下の位置から、額の上端（髪の生え際）までの距離の中で、
ど真ん中のあたる位置、です。
小鼻の下から額の上端の、中心。
ここに、太めであろうと細めであろうと、眉毛があれば、
だいたいの確率で、ご自身の顔立ちにあった眉の高さになっているはずです。
ぜひ、チェックしてみてください。
ただし、この方法というのは、
ヘアスタイルを無視しており、
単純に「顔立ち」オンリーで考えた時の導き出し方です。
額の狭い方は、前髪を多く取って、ヘアスタイルで額の狭さをカバーしているかもしれませんし、
額の広い方でも、前髪の分量が少ないと、額が狭く見えている場合もあります。
極端な話、もともと額が狭くて面長だけれど、
眉と目の距離を、どうしても狭く見せたいので、前髪の分量を増やし、
ヘアスタイルによって額を狭く見せる選択肢を選ぶ！
という考え方も、アリなのです。
完成系の完成度を上げるためには、メイクだけではなく、
ヘアスタイルも同時に考えなければなりません。
考えなければならないと言うと難しく聞こえますが、
つまりは
「どうにかしたい部分をどうにかする選択肢がたくさんある」
ということなのです。
メイクも、ヘアスタイルも。
なりたい自分を目指して「楽しんで」工夫していきましょうね。
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