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「とりあえずTゾーンに…」「とりあえず眉骨に…」という方も多いのではないでしょうか。実はハイライトというのは、人それぞれ入れるべき場所が違うのです。自分に合っていない入れ方をしてしまうと、得しないばかりか損をしてしまうことも…。
自分に合ったハイライトの入れ方を知って、自分だけの「得するハイライト」をマスターしましょう!
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鼻筋ハイライトは入れる長さが大事
ハイライトを入れる場所の代表格でもある「鼻筋」。きっと多くの方が、とりあえず鼻筋には入れておこう、という感じで入れているのではないでしょうか。鼻筋にハイライトを入れると鼻が高く見える効果があるので、もちろん大事な場所なのですが、注意しなければならないのが「長さ」です。
鼻先まで長く入れるのか、途中でやめて短めに入れるのかによって、鼻の長さが違って見えるのです。丸顔の方で、シュッと鼻を長めに見せたい方は鼻先まで入れましょう。逆に、面長の方で、顔を長く見せたくない方は、鼻先まで入れず、鼻の半分くらいの長さで止めておきましょう。
眉骨ハイライトはデイリーメイクには不要
眉山の下、眉骨が高くなっている部分にハイライトや白っぽいアイシャドウを入れている方。おそらく昔からのメイク法のまま、惰性で入れてしまっていませんか?ほんのり入れる程度ならOKですが、眉骨のハイライトが目立ってしまうと、どうしても古い印象に見えてしまいがちです。
撮影メイクや舞台メイクなら入れてもOKですが、普段使いのデイリーメイクならば、今は控えめにしておいた方が無難です。きっとまた眉骨ハイライトが流行る時代が訪れるでしょう。
あごハイライトは、人によって入れる位置が変わる
あごに入れるハイライトも、わりと多くの方が知っていて取り入れているテクニックだと思います。この、あごハイライトですが、あごの真ん中(力を入れると梅干しができる部分)に入れるのか、あご先に入れるのかによって、効果が変わってきます。
あごの真ん中に入れると、あごの丸みが強調されるので、お顔全体のイメージが柔らかく可愛らしい印象になりやすいです。ハイライトではなく、チークを入れる方もいますね。逆に、あご先に入れると、あごの長さが強調されるので、丸顔が修正され、シャープな印象が強くなります。
あごハイライトと一言で言っても、あごの真ん中なのか、あご先なのかによって、もたらす効果が正反対だったりするので、ぜひ気をつけたいところです。
こめかみハイライトが効果的な人も多い
こめかみにハイライトを入れる、ということを知らない方も多いかなと思います。こめかみというのは、年齢を重ねていくと徐々に痩せていき、へこんでしまいやすい部分。こめかみが窪んでしまうと、どうしても疲れた印象、老けた印象に見えてしまいがちです。昔よりもこめかみが窪んだかも?という方は、ぜひその窪み部分にハイライトを入れましょう。窪んでいない方は、入れる必要はありません。
万人が入れて欲しいのは目の下の三角形ゾーン
目頭・目尻・小鼻を結ぶ三角形ゾーンに入れるハイライトは、「入れてはダメ」という方はおらず、万人に効果を発揮するハイライトゾーンです。お顔のイメージがパッと明るくなるだけでなく、頬のたるみが目立たなくなったり、目の下のたるみが目立たなくなったりと、メリットが大きい箇所です。ぜひ、この場所は省かずに入れてくださいね!
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AI TERANAGANE(寺長根愛)
札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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