昨今のメイクトレンドから言えば、濃いチーク、目立つチークを入れると、やや古い感じに見えてしまう傾向があるのが事実。
であれば、チークの色は薄くしましょう、となるのが自然な流れではありますが、色味を薄くするということは、質感で勝負するということにも繋がります。
チークというのは、ポイントメイクの中で、最も広く着色するセクションですから、いくら薄いチークがトレンドと言っても、お顔全体に与える影響力が弱まるわけではないんです。
そこで今日は、チークの色味ではなく「質感」に焦点を当てて、お話していきたいと思います。
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チークの質感を、大きく3つに分けると
・マット
・パール
・ラメ入り
となります。
では、それぞれのメリット&デメリットを見ていきましょう。
マットなチーク
メリット・・ふっくら感が出ます。
頬が痩せているタイプの方におすすめ。
イメージ的にも柔らかい、落ちついた雰囲気に。
頬の肌トラブルもカバーしやすい質感です。
デメリット・・・華やかさに欠けます。
透明感を出したい、艶っぽい肌に仕上げたいという時には、不向きな質感です。
パールチーク
メリット・・艶っぽく華やかな印象になります。
若々しい印象にしたい時は、パールチークはとても効果大です。
お顔全体に透明感を出したい時にも良いです。
デメリット・・ただし、膨張性は、あります。
なので、丸顔を目立たせたくない方や、小顔に見せることを重要視している方には、不向きな質感となります。
そういった場合は、マットの方がおすすめです。
ラメ入りチーク
ベースがマットであれば、(マットな質感のパウダーにラメが混ざっている)マットのメリットやデメリットを引き継ぎつつ、華やかさがプラスされます。
ベースがパールであれば、(パールの質感のパウダーに更にラメが混ざっている)パールのメリットやデメリットを引き継ぎつつ、更に華やかな印象となります。
ただし、ラメ入りチークは、時間が経つとラメパウダーが落ちてしまいがちです。
広範囲に塗るものなので、密着性を高くするのも難しく、簡単に落ちて無くなってしまうものも多いです。
いかがでしょうか。
チークはポイントメイクの中でも、最も広く着色するセクションです。
濃いチークが流行っていないからと言って、省いてもいいわけではありません。
むしろ、チークは絶対に省かないでほしい部分です。
色味を濃くしない代わりに、質感に目を向けてみてはいかがでしょうか。
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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