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読者様Q&A【トレンドも意識した大人の眉毛の整え方】

それでは、早速本日のご質問。
 
***
 
眉について、ここ数年悩んでいます。
私は、現在アラフォー真っ只中!
 
メイクをし始めてから
眉カットハサミを使って
眉尻をメインに自分でカットをしながら
長年眉を書いてきています。
 
どちらかといえば眉が生まれつき太く
眉尻がボーボー?!気味で
カットしないと眉山がズレ
眉尻の最後がスーっと細くなりません。
眉の通り書くと眉尻が三角?みたいになります。
 
ただ年齢が上がるにつれ、このまま同じ眉の形では
なんとなくシックリいかない気がしてきていました。
 
眉にもトレンドがあるので、
なんとなく、細い時代には細め等々
自分なりに工夫してきたつもりなのですが、
 
アラフォーになってきて
トレンドを取り入れながら
眉をどんなふうに書いていったらよいか
悩むようになりました。
 
そこで、数カ月前から
眉の形を変えられるようにと決意し
眉カットを封印して、伸ばしました。
 
ただ今度は、伸ばしたはいいものの、
どのようにカットをしたらよいのか?
眉カットってプロの先生は
どんなふうに考えられているのかな~と。。
 
実際の眉の状態が分からないので難しいと思うのですが
眉カットや眉の書き方の
チョットしたコツがありましたら
教えて頂ければ嬉しいです!
 
 
***
 
 
それでは、お答えして参ります。

 
いつもメルマガをお読みくださり、
誠にありがとうございます!
 
そして、ご質問をお寄せくださり、
重ねて御礼申し上げます。
 
 
眉毛の形というのは、本当にいつの時代も、
常に女性の永遠のテーマといいますか、
多くの方が悩んでいるパーツだと思います。
 
年齢とともに、額の筋肉の発達具合も変わり、
まぶたの筋肉の衰え具合も変わり、
そして同時に流行も変わってくる。
 
つまり、X軸とY軸があったとして、
どちらか片方だけが変化していくなら良いのですが、
両方の軸が時間経過と共に変化していくので、
その中で常にベストを見出すのは、
なかなか難しいことですよね。
 
 
年齢を重ねていくと、
以下のような変化が現れることが多いです。
 
 
・額の筋肉が発達し、
眉毛全体、もしくは眉山あたりがよく上がるようになる。
 ↓
・よく上がるようになると、三角眉毛に見えやすくなる。
 ↓
・そうなると、眉山の上の毛をカットしたくなるが、
カットすると筋肉の盛り上がりが目立つようになり、
眉山の上の毛をカットするのを躊躇しがち。
 ↓
・しかしそうなると三角眉毛から脱することができず、
結局悶々としたまま。
 
 
 
 
こんなループに迷い込んでしまっている方は、
結構多いのではないかと思います。
 
 
 
そこで、以下のポイントをぜひ留意してみてください。
 
 
・トレンドを意識するとなると、
眉山の高くなっている部分は、ややカットしたいところ。
(抜かずに。)
しかし、あまりカットしすぎると、
表情筋の動きとリンクしなくなるので、
カットしすぎには注意しましょう。
角ばって見えなくなれば、曲線的に見えるようになれば、
たとえ数本のカットでも、それでOKです。
 
 
・眉尻の下に向かって生えてくる毛は、
1週間に1度くらいのペースでカットしましょう。
この部分の毛は、個人差はありますが、
手入れをせずに放っておくと、
そのまま「手入れしていない感」が出てしまいがちです。
眉尻はきちんを細く終われるように、お手入れをキープしましょう。
 
・眉カットは、必ず眉メイクをした状態で行うようにしましょう。
つまり、すっぴんの状態ではしないこと。
すっぴんの状態だと、
だいたいの場合で切りすぎて失敗してしまうことが多いのです。
 
夜、お風呂に入った後に「いざ眉カット!」と思ったら、
まずは眉ペンシルを手に持ち、理想の形を描き(濃くなってもOK)
その理想からはみ出た部分をカットするようにしましょう。
 
 
・眉頭~眉山:眉山~眉尻=2:1の長さ
という基本の比率は、今でも変わらない方程式です。
 
この方程式を守った上で、
眉山は角ばらせず、眉山を目立たせすぎないように整えるのが、
今の時代に沿った垢抜け眉への近道です。
 
 
 
 
いかがでしょうか。
 
上記の内容の中で、少しでもお役に立てる部分があれば幸いです!
 
 
 
今日はここまで。
 

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AI TERANAGANE(寺長根愛)

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。

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