当スタジオには、メイクのお悩みを解決すべく、
たくさんの方がマンツーマンメイクレッスンに訪れています。
 
様々な、本当に皆さんそれぞれのお悩みをお伺いするのですが、
「それ、意外と原因はベースメイクかも」ということが、
実は多かったりするんです。
 
もしかしたら、読者の皆さんにも、
当てはまることがあるかもしれません。
 
ぜひ、ご一読ください。
 
 
《こんなお悩みありませんか？》
 
・描いた眉毛が、いつのまにか消えてしまう。
・チークが夜になると薄くなっている
・時間が経つと、口紅の輪郭がよれている。
・アイメイクが上まぶたも下まぶたもヨレヨレ。
 
 

 
これらのお悩みって、
一見ベースメイクに原因があるとは誰も思わず、
例えば、眉毛が来てしまうのは、
使っているアイブロウペンシルが悪いから？
と思ってしまいます。
 
もちろんそれもあり得るのですが、
ベースメイクが原因になっていることも、あるんです。
 
では、１つずつ見ていきましょう。
 
 
 
「描いた眉毛が、いつのまにか消えてしまう。」
 
これは、眉毛の「毛が生えている部分」にも、
きちんとファンデーションを塗っていなかったり、
フェイスパウダーをきちんと乗せていないと、
眉毛が消えやすくなる現象が起こります。
 
どんなアイテムを使っても消えてしまうという方は、
ベースメイクに問題がある可能性が高いので、
ぜひ見直してみてください。
 
 
 
「チークが夜になると薄くなっている」
 
これも眉毛と似ているのですが、
チークを塗る頬に関しては、
ファンデーションそのものよりも、
「フェイスパウダー不足」が影響していることが多いです。
 
フェイスパウダーをきちんと乗せていない
「ペタペタした状態の肌」にチークを乗せても、
時間とともにどんどん薄くなり、取れてしまいます。
 
また、ベースメイク以外の盲点としては、
頬づえをついたりなど、
無意識のうちに手で触れてしまっていることも多い頬ですので、
その「触れることによる摩擦」で
チークが取れている可能性も高いです。
 
 
 
「時間が経つと、口紅の輪郭がよれている」
 
これは、口紅を塗る前に、
唇にもファンデーションやコンシーラーを乗せている方に、
多く見られる現象です。
 
唇の色を補正したり、唇の輪郭を補正したりするときに、
最初に唇にもファンデーションを乗せておくテクニックはありますが、
長時間、ずっと美しい状態をキープするのが難しく、
途中途中で何度かお直しが必要なことが多いです。
 
特にこのテクニックにおいて相性が悪いのが、
グロスに近い、柔らかいツヤの出る口紅。
 
このタイプは、下に塗ったファンデーションと混ざってしまい、
輪郭がどんどん汚い感じになってしまうことが多いのです。
 
マットで硬いタイプの口紅なら、
さほど心配はありませんが、
 
ツヤの出るタイプの口紅を使う際は、
「途中でお直しの必要あり」という認識のもと、
そのテクニックを使われた方が良いでしょう。
 
 
 
「アイメイクが上まぶたも下まぶたもヨレヨレ」
 
これは、言わずもがな、やはりベースメイクに問題があります。
 
まぶたのきわギリギリまで、
きちんとファンデやフェイスパウダーを乗せていないと、
アイメイクは、割とすぐに滲みが出てきてしまいます。
 
試しに、完全なすっぴんの状態で、
アイメイクだけをしてみるという実験をされると、
それがよく分かります。
 
ベースメイク、特にフェイスパウダーがきちんと施されていないと、
ポイントメイクは崩れやすくなってしまうのです。
 
まつげが生えているキワ、ギリギリまで、
隙間を空けずに、きちんと乗せる。
 
厚みを持たせる必要はありません。
ただ、きちんと隅々までベースメイクを行うことが大事なのです。
 
 
 
 
 
 
いかがでしょうか。
思い当たる点があった方は、
ぜひ「ベースメイクから」見直してみてくださいね。
 
 
 
今日はここまで。
 

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