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Ai TERANAGANEがメールマガジン、
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「メイクアップ人生」のバックナンバー。

大人の和装&浴衣メイク

成人式のように、とにかく華やかに!というだけではなく、
大人の品性と知性を漂わせたコーディネイトにしたいところ。

着物の色味やデザインなどにも寄りますが、
共通してポイントとなる部分を、いくつか挙げてみましょう。


■光物のバランスを考える。

基本的に和装の場合は、
メイクにおいてパールやラメなどの光るアイテムは、
あまり使わない方がベターです。

ベースメイクも、アイメイクも、
マットに仕上げたほうが、着物の質感とマッチするとともに、
上品なイメージに仕上がりやすいのです。





ただし、ツヤというのは、若々しさも表現してくれる質感なので、
下品にならない程度に、少しだけ取り入れるのはアリだと思います。

最も取り入れやすいのは、口元でしょう。

グロスを使って、
ツヤ感のある口元に仕上げるのも良いかと思います。


ただし、グロスのみでカジュアルに仕上げるのはNGなので、
必ず口紅の上にグロスを重ねるようにして下さい。

また、いくら若々しさを表現するからといって、
あまりツヤッツヤに塗りすぎるのも NGです。


あくまでも和装ですので、
控えめな自然なツヤ感を与えるというようにお考え下さい。




■ベースメイクの色に注意

というのは、
「和装メイクはベースメイクをしっかりする」という認識は、
もはや多くの方がお持ちだったりするのですが、


ただ単に、
いつも使っているファンデーションを厚く重ね塗りしてしまうと、
かなり不自然な「白さ」に仕上がってしまうことがあります。


和装だから白くてもいいのでは?と思う方もいますが、
花嫁メイクではないですし、
この現代の「今」において、美しく見えるべきですよね。


質感はしっかりめのベースメイクが適していますが、
白くならないように注意が必要です。


パウダーファンデーションを避ければ、
ある程度は白浮きするのを押さえることができますので、
普段はパウダーファンデを使っているという方も、
和装の時には使わず、リキッドファンデや
クリームファンデを使うようにしてみて下さいね。



■お着物そのものよりも、小物の色をピックアップ。

よく、メイクに使う色味を考えるときに、
お着物そのもののメインの色を、
アイシャドウに用いたりする場合があります。

ピンクのお着物なら、ピンクのアイシャドウ。
グリーンのお着物なら、グリーンのアイシャドウ、というように。

もちろん、そうすればお着物と合いますし、
間違いがないカラーコーディネートと言えば、まぁそうです。


しかし、です。

洋服で考えてみてください。

ピンクの着物にピンクのアイシャドウを合わせるというのは、
ピンクのスカート&ピンクのシャツに
ピンクのアイシャドウを合わせるというのと、似たような感じなのです。


つまり、くどくなったり、重たくなったりしやすいということなのです。


和装に合わせる色は、お着物そのものの色味よりも、
帯や、帯締め、帯揚げ、帯止め、襟など、
小物に使われている色味をピックアップする方がスマートです。


その方が全体のバランスが良くなり、
垢抜けた印象になります。




では、お着物メイクと浴衣メイクの違いはなんでしょう。

浴衣も和装の1つですので、
基本的な和装メイクと同じでいいと考えてしまう方も多いですが、
全く同じではなく、
やはり浴衣ならではの「風情漂う浴衣美人メイク」を目指したいところ。




【お着物メイクと浴衣メイクの違い】


これを把握するためには、
お着物と浴衣の違いを把握することが必要です。

とは言っても、難しく考える必要はありません。
ようは、生地の厚みと重ねる枚数の違いによる、ボリューム感の違いです。

浴衣は、温泉旅館でも着ますよね。
本来は、お風呂上がりなどにサラッと肌に着る主旨のもの。

今は、かなりデコラティブに装飾され、
着物風に着こなす浴衣も多いですが、
それでもやはり、
お着物の重厚感に比べて、浴衣は軽やかなイメージです。


そのボリューム感の違いをメイクにも反映させた方がベターです。


お着物の場合は、ベースメイクもポイントメイクも、
しっかり目に仕上げることが多いですが、
浴衣の場合は、あまり重たくならないように、
ナチュラルに仕上げるのが基本ではあります。


原則として「涼しげ」というのがキーワードになってきますので、
その点を意識してみましょう。


しかしながら、先にも述べたように、
現代の浴衣は、かなりデコラティブなものも多いです。
特に若い世代向けの浴衣に多いですね。


そういったタイプの浴衣を着る場合には、
ベースメイクはナチュラルでも、
ポイントメイクに遊びをきかせるのはアリでしょう。


【色選びはどうすればいい?】

例えば、大人っぽいシンプルで上品な浴衣であれば、
メイクもそれに合わせた色選びをオススメしたいもの。

アイメイクに使うカラーは、
グレーやネイビー、パープルグレーなどの、
渋めかつ寒色系、質感はマットなものを選んでみましょう。

ブラウンやゴールド、ベージュ系を使うよりも、
浴衣によく使われる色調にマッチします。

質感はなるべくマットに統一しましょう。
特に高級感ある絞りの浴衣、古典柄の浴衣の方は、
メイクだけキラキラパールだと、
時代性の統一感が無くなり、
とてももったいない仕上がりになってしまいます。


リップの色選びは原則として、
もともとのご自分の唇の色と似た色でチョイスします。

しかし、もとの唇の色があまり良くないという場合は調整をします。

グロスなどでツヤを出し過ぎると、
浴衣の質感をミスマッチになる可能性がありますので、
グロスは使わない、もしくは、
かなり控えめに使うというようにしておきます。



若い世代向けのデコラティブな浴衣の場合は、
浴衣自体がかなりカラフルだったり、
帯や帯締、帯揚げ、帯留めなどの小物も、
カラフルなものをコーディネートしている場合が多いですので、
それらの小物の色の中からピックアップして、
ポイントメイクに反映させていくと良いでしょう。


遊びごころのある浴衣ですので、
メイクも存分に遊び心のある仕上がりでいいかと思います。



【ヘアスタイルはどうすればいい?】

今となっては何でもありの時代ではありますが、
それでもやっぱりアップスタイルが浴衣にはマッチするでしょう。

大人っぽい上品な浴衣ならば、
夜会巻きに近いようなシンプルなアップスタイル、

若い世代向けのデコラティブな浴衣ならば、
編み込みを使ったアップアレンジや、
頭のトップにお団子を作るスタイルなど、
制限無く様々なアップスタイルを合わせてみてもいいかと思います。

どちらにも言えることとして、
アップスタイルを仕上げる時に、
よく顔の大きさを気にして、両サイドの髪だけは顔にかかるように
絶対に残すという方もいますが、
あまり多くを顔の周りに残してしまうと、
垢抜けて見えなかったり、重たく見えてしまうこともあります。

顔の大きさが気になるとおっしゃる方でも、
客観的に全体バランスで見ると、
ご自分が気にしている程、
さほどお顔の大きさは気にならない方の方が多いです。

軽やかに着こなしたい浴衣スタイルの時は特に、
あまり重たく見えるようなヘアスタイルではなく、
思い切って顔まわりをすっきりさせるのも1つの選択肢です。



【浴衣用の小さいポーチに入れるお化粧直しアイテムは?】

浴衣用の小さい和ポーチ。
それだけだと足りなくて紙袋なども一緒に持ち歩いている方もいますが、
全体トータルコーディネイトを考えると、
できれば和ポーチだけにしておきたいところ。

そうなると、必然的に持ち歩く物の量は減りますが、
必要なアイテムの優先順位を考えて、持ち歩くようにしてみましょう。

お化粧直しに使うパウダーファンデもしくはプレストパウダー、
及び口紅程度だけで十分でしょう。

それに加えて、
皮脂が浮いてきてしまった時のためのポケットティッシュ、
アイメイクの崩れをオフする綿棒を数本入れておくとベストです。



ぜひ、ご参考になさってくださいね!
今日はここまで。

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