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COLUMN

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シミ、どこまで消せばいいの?

読者様から頂いたご質問にお答えするQ&Aシリーズです。
今日のご質問は、こちら。
 
 
***
 
こんにちは。
初めて投稿します。
ファンデーションについての質問です。
「どこまで消せばいいの問題」
 
これまで使用したファンデは、リキッドとクリームのみです。
保湿とカバー目的で選んだらこうなりました。
 
シミやクマを隠す為にコンシーラーも併用していますが、
「消す」ことに集中していくと、
どこまでも消したくなります。
 
そうすると、
どこまで消せば消えたことになるのかが、分からなくなります。
 
コンシーラー→ファンデ→またコンシーラー
これじゃメイクを楽しめませんねぇ。
 
人と話す時は大抵1メートル以内の距離が多いです。
けれど、鏡は30センチ以内です。
 
たまに拡大鏡も使うので、
そうなると”ミクロの世界へようこそ”となります。
 
シミというのは厄介で、
自覚している分小さくてもそこだけに焦点が当たってしまい、
人と会ってても「消えているか?!」と思う場合もあります。
そうなるともうシミしか考えません。
これはほとんど病気ですよ。
 
どこまで消せばいいんでしょう。
どこまで消せば人は気づかないんでしょうか。
 
なかったことにしちゃうぞ!という商品の謳い文句が、
すっかり信用出来なくなりました。
 
コスメ難民にアドバイス願います。
 
匿名希望のコスメ難民より
 
 
 
***
 
 
 
 
それでは、お答えして参ります。
 
 
「どこまで消せばいいのか」というご質問に対して、
明確に「ここまで!」というガイドラインを示すのは、
なかなか難しいことではありますが、
 
多くの悩める女性と接してきて、
私が思うことを、書かせて頂きますね。
 
 
 
私が今よりもずっと若かった駆け出しの頃、
お客様との会話の中で、
 
「私、このシミがどうしても気になるんです。」とか、
「私、このシワをどうにかしたくて・・・」など、
悩んでいることをお客様は打ち明けてくれているのに、
 
「そんなことないですよ」とか、
「そんなに目立たないですよ」という言葉を、
私は返してしまっていました。
 
 
もちろん私の言葉は、決してお世辞などではなく、
「客観的に見たら気にならないですよ」という意味なのですが、
 
この「客観的に見たら気にならないですよ」が、
決してお客様にとって、
解決になっているわけではないということを、
それからしばらくして気付くことができました。
 
 
「客観的に見たら気にならない」ということが事実なのであれば、
「お客様自身は、やはり気になる」ということも、
やっぱり事実なのです。
 
そして、客観的な意見を押し付けるのは、
「気になっているというお客様の主観」を否定することにも繋がり、
結果、何の解決にもならない、と。
 
 
なので今の私は、
主観も客観も事実であり、その両方を認識した上で、
バランスの良い解決策を見出すことが大事であると、
考えるようになりました。
 
お客様の主観も、きちんと受け止める。
そして、客観的な意見も伝える。
その上で、どうするか。
 
そしてその解決策というのは、
お客様によって様々、変わってきます。
 
 
 
さて、前置きが長くなりましたが、
本題に戻りましょう。
 
 
 
ご質問文を読んでいると、
お悩みの根源を、
既にご質問者様自身が把握されているように思います。
その上で、どうすればいいのかを迷われているように、思います。
 
お悩みの根源を紐解いていくと、
こうなります。
 
 
 
ベースメイクにおいて、
自分が気になるシミなどを、完璧に隠したい。
 ↓
そのためには、ファンデーションもコンシーラーも、
しっかり頑張らなきゃ。
 ↓
ファンデーション塗って、コンシーラー塗って、
まだ隠れていないからもう一度ファンデーション塗って・・・
 ↓
なんだか大変・・・疲れる・・・ストレス・・・
 ↓
そもそも、こんなに頑張る必要ってあるのかしら?
他人からは見えているのかしら?
 ↓
でも自分は気になる。
完璧に消さないと心配。
でも疲れる。
 
 
きっと、こんな感じのスパイラルなのではないでしょうか。
 
 
このように紐解いて行くと、
一番の解決策は、
 
「他人から見てもシミがちゃんと隠れていて、
尚且つ、自分的にも満足する仕上がりになり、
更にそれが簡単にできる。」
 
ということになるかと思います。
 
 
 
もちろん、客観視だけに重点を置けば、
他人から見た視点だけを気にすればいいので、
 
「1メートルの距離から見た時に消えていれば大丈夫ですよ」
 
となりますが、
 
 
それを理解したとしても、
やはり自分の中で気になるのであれば、
心が晴れないのが現実だと思うんです。
 
 
なので、優先順位を変えてみましょう。
 
 
 
 
まず先に、客観ではなく、主観を大事にする。
そして、それで終わるのではなく、
次にそれが客観的に見て大丈夫なのかを考える。
 
それが最も気持ちが健全でいられる思考順なのではと思います。
 
 
つまり、まずは他人からの見た目を気にせず、
自分が満足するメイクを目指す。
 
ご質問者様の場合、
30センチ程の距離で鏡を見た時に、
ちゃんとシミが隠れているかどうかを見る。
 
ただし、そうして仕上げた場合、
もしかしたら、
やや厚ぼったいベースメイクになってしまっている可能性もあるので、
その点において、客観的に見た時にどうなのかを考える。
 
正直な意見を言ってくれる身近な方へ、
意見を求めても良いでしょう。
 
 
厚ぼったさが気にならないのであれば、
そのままでも良いですし、
 
厚ぼったさが気になるようでしたら、
更なる改善の余地があるということです。
 
 
 
 
このようにして、テクニック云々よりも、
まずは主観、客観、どちらを優先して考えるのか、
その順番を決めるだけで、解決の糸口が見つかるのでは、と思います。
 
どちらを優先しても良いのです。
ただし、どちらかを優先したとしても、
きちんと両方を考える必要があります。
 
 
 
少しでもご参考になれば幸いです。
 

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AI TERANAGANE(寺長根愛)

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。

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