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COLUMN

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メイクする時の姿勢で、仕上がりが変わる!

例えばビューラーをかける時、
例えばアイラインを引く時、

どんなビューラーを選ぶべきなのかとか、
アイラインはどこから引き始めるのがいいのかとか、
そういったことも大事なんですが、

同じくらい大事なのが、
ビューラーをかける時は、どこに視線を向けるべきか、
アイラインを引く時は、目を開けるのか?閉じるのか?

どういう姿勢で行うのかというのは、
実はとっっっっても大事です。

それによって、成功するか失敗するか、
大きな分かれ道となるのです。



どんなアイテムも使っても、いくら雑誌の通りに行っても、
なぜかうまくいかないという方は、
この「姿勢」がまちがっているのかもしれません。

今一度、チェックしてみて下さいね。

【眉を描く時の姿勢】

眉を描くときは、ピンと姿勢を正して、
真正面を向きながら、描きます。

1メートルくらい離れた大きな鏡を見て、
描き始めていきましょう。

ある程度描き上がったら、ここで始めて手鏡を持って、
至近距離で細部のチェックをします。

細かい色ムラや、はみ出しなどは、
このときにチェックしましょう。

これが、左右が揃った眉への近道です。

最初から至近距離の手鏡を見て眉を描くと、
左右のバランスが分かりにくかったり、
薄すぎたり濃すぎたりと、顔全体の中での眉毛の強さバランスが
捉えにくくなるのです。

【アイラインを引く時の姿勢】

まずは上まぶたのアイラインです。
顔はそのまま正面を向いて、目線だけを下に向けます。
(そうすると、自然と薄めを開けた状態になります。)

どうしても顔ごと下を向いてしまうという方は、
やや、あごを突き出すイメージを持って下さい。

そして、手鏡もしくは卓上鏡を、顔より下に持ち、
下目線で鏡を見れるようにします。

その状態で、アイラインを引いていきましょう。
顔ごと下を向かないようにするのが、ポイントです。

下まぶたにアイラインを引くときは、この逆です。
あごを引いて、上目線をしながら、鏡を見ます。
この状態で下まぶたにアイラインを引いていきます。

まつ毛が生えている位置よりも内側の粘膜に引く場合は
(インサイドライン)
まぶたを指で引っ張り、眼球から話して引く必要があります。

【ビューラーをかける時の姿勢】

これもアイライン同様、顔は正面を向いたまま、
目線だけを下にするようにして下さい。
難しい場合は、あごを突き出すように。

ビューラーの場合は特に、この姿勢をしないと、
まぶたのお肉をはさんでしまいがちです。

ビューラーがうまくいかない方の多くが、
真正面を向いたまま、
ビューラーをしてしまっているケースが多いのです。

【チークを入れる時の姿勢】

チークを入れるときも、
左右のバランスを気をつけなければなりません。

ですので、眉毛同様、1メートルほど離れた鏡で、
きちんと真正面を向いて、チークを入れていきます。

至近距離の手鏡を使ってチークを入れると、
右頬にチークを入れるときには、顔の右側を突き出して、
左頬にチークを入れるときには、顔の左側を突き出して、
というように、顔を左右に動かしながら入れてしまいがちです。

そうすると、左右のチークを同じように入れるのが、
難しくなってしまうのです。

常に正面を向いたまま、
左右のチークを入れるようにしましょう。

美しい文字を書くためには姿勢が大事だと、
小学生のときに習字の授業で習ったように、
美しいメイクを仕上げるためにも、
やはり姿勢は大事なのです。

ひとつひとつの作業の前に、
ちゃんとした姿勢を意識することで「心も整う。」

ぜひ、意識してみて下さいね。

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AI TERANAGANE(寺長根愛)

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。

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