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COLUMN

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大人の目元の悩みを解決する春アイメイク

今日は、読者様から頂いたご質問に、
お答えしていきたいと思います。

先週、数日違いで、頂いたご質問が2つありました。
その2つのご質問は、内容こそ違うのですが、
回答を通してお伝えしたいことに共通点があるので、
まとめてお答えしていきたいと思います。

まず、ご質問1件は、こちら。



***

いつもメルマガ楽しみに読ませてもらってます。

まぶたのくぼみがある時のメイク法を教えて
頂きたいと思い、メールしました。

普段は、グリーンかパープルのアイシャドーにリキッドアイライナー。
下まぶたにもアイライナーを引いて、
ブラウンとゴールドのアイシャドーをのせています。

以前、この悩みを、化粧品売り場で相談した時に、
割とナチュラルメイク(私からしたら色がのってるかのってないか
分からないぐらいのメイク)で、しっくりきませんでした。

しっかりアイメイクのまま、
まぶたのくぼみを目立たなくするようなメイクを
教えて頂きたいのです。

***
そして、ご質問2件目は、こちら。
***

メルマガ、いつも楽しみにしています。

私は50代になり、アイラインが書きにくくなったり、
時間が経つとくすみやたるみが出たりと、メイクの悩みはつきません。

それでも暖かくなってきたので、気持ちも明るくなってきます。
大人用の春のメイクのポイントや色選びを教えていただきたいです。

***

それでは、お答えしていきたいと思います。

この2つのご質問をお読み頂くと、
共通事項は「大人のアイメイク」かな、と思われるかと思います。

実は、1つめのご質問の答えが、2つめのご質問の答えとなり、
2つめのご質問の答えが、結果、1つめのご質問の答えとなります。

これはどういうことかと言いますと、

春に最適なアイメイクを考えた時、
雰囲気はいいけど、どこかぼやけてしまったり弱くなってしまうので、
たるみや、まつ毛の減少などが気になる年齢になってくると、
春色カラーのアイメイクがしづらくなってしまう。

そこで、春色を使っても目元がぼやけない工夫が必要。

そして、そういったアイメイクこそが、
まぶたを明るく見せ、まぶたのくぼみも軽減させる効果があるのです。

最初に、一つ目のご質問文を読んだときに、
春色カラーを使ってのアイメイクをご提案しようと思っていました。

そんな時に、2つ目のご質問を頂いたので、
これは答えに共通点がある、と、思ったのです。

では、具体的な手法を説明していきましょう。

春色カラーというと、
黄緑やクリーム色、淡いオレンジなど、
色味自体は優しいものが多い分類です。

ですので、普段、ブラウンやグレーなどを使っている方にとっては、
やや物足りなく感じるかもしれません。

ただ、この春色カラーには、まぶたのくぼみを軽減させる力も持っており、
顔自体に明るい雰囲気をもたらしてくれます。

物足りなさを軽減させるためには、
「重ね塗り」をして、厚みを持たせるようにしましょう。

例えば、ブラウンやグレーなら、
ちょっと塗っただけでも着色感があるので、
「メイクした」という感じになりますが、

淡い色だと、さっとひと塗りしただけでは発色も弱く、
存在感があまり出ません。

ですので、何回か重ね塗りをして、ボリューム感を出すのです。

そうすれば、色自体が淡くても、
ちゃんと、わざとらしくない「メイクした感」が出てきます。

とは言っても、やはり色味は淡いので、
これだけだと、目元のたるみや、
目力が足りないと感じてしまうことがあります。

その分「線」の要素を強くして、補充するのです。

アイライナーを太めに、長めに描く、
マスカラをたっぷり塗るなど、
(付けまつげもオススメ)
目元のフレームラインをしっかり強調することに
意識を置く必要があります。

奥二重の方や、一重の方で、
なかなかアイラインを引いても変化がないという方は、
黒シャドウを使って、
より太めのアイラインを引くような工夫をしてみて下さい。

ペンシルやリキッドで太いアイラインを引くよりも、
黒シャドウを使う方が、近くで見た時にも違和感がありません。

まぶた自体は、淡い春カラーで明るく彩り、
まぶたのくすみや、くぼみをカバー。

しかし、目のフレームラインはしっかりと強調する。

そうすることで、大人の目元の悩みを解決しながら、
季節感のある目元を楽しむことができます。

ちなみに、下まぶたにも明るい色のアイシャドウを入れることで、
よりフレームラインのアイラインやマスカラが際立ちます。

ぜひ、これからの季節、お試しくださいね!

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AI TERANAGANE(寺長根愛)

札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。

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