たるみ・シワが気になるまぶたのアイライン術はシャッター職人に学ぶ

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私はよく、メイクのテクニックを何か別のものに例えて

説明することが多いのですが、

先日、何かのテレビ番組を見ていて、
「これは使える！」と思ったものがあります。

それは、
シャッターに手書きで美しい文字を書く職人さんの特集番組。

商店街とかのシャッターって、ガタガタボコボコしているじゃないですか。
そのガタガタの面に、手書きで美しい文字を書いていく。

出来上がった文字を見たら、デコボコしていなくて、
綺麗な美しい文字なんですよね。

書いている面はデコボコなのに、
書き上がった文字はデコボコしていない。

これだ…！これはシワが気になるまぶたに
アイラインを綺麗に引くコツときっと同じだ！
と、静かに確信しました。

シャッターの文字。

デコボコしていない状態で文字を書いてから、
シャッターのデコボコを形成したとしたら、
たぶん文字もデコボコになるでしょう。

でも、最初からデコボコした面に書くことで、
美しい文字を書くことができる。

もちろん職人さんの熟練した技があってこそですが、
これはまぶたのアイラインにも同じことが言えます。

まぶたがたるんでしまったり、
目尻にシワが入ってくると、
今までまっすぐ引けていたアイラインがガタついてしまったり、
変に湾曲してしまったりして、
思い通りに引けなくなってしまいます。

そこで、引きやすさを優先しようとして、
まぶたの皮膚をグイッと引っ張って、
皮膚を平らにしてからアイラインを引くと、
引いた時は綺麗に引けたつもりでも、
指を離してまぶたのたるみが戻ると、
「あら、、、ガタガタ。。。」

多くの方が経験していることかと思います。

皮膚を指で引っ張ってアイラインを引いたとしても、
指を離した時にどうなるかを、
ちゃんと予測しながら描けるなら問題ありませんが、
なかなかそれも難しいですよね。

そんなわけで、ここでシャッター職人の技が登場です。

皮膚を指でひっぱったりせず、
たるみやシワはそのままの状態で、
アイラインを引いていきましょう。

そうすることで最終的な完成系をしっかりイメージしながら描けるので、
予想外の仕上がりにならずに済みます。

ある程度、まぶたを引っ張らずにアイラインを引いたら、
その後に皮膚を少し引っ張って見てみて、
細かな部分の修正をしていくと完璧です。

シャッター職人方式で、
面を平らにせず、あえてデコボコなままの状態で描いていく、ということです。

ただ、シャッターとまぶたで、決定的に違うことがあります。
それは、硬さ。

シャッターは硬い鉄（？なのか分かりませんが金属）ですが、
まぶたは柔らかい皮膚。

なので、シャッターに文字を書く時は、
しっかりと力を入れても問題ありませんが（書いたことないけど）

まぶたは柔らかい皮膚なので、
力を入れてしまうとヨレてしまいます。

ですので、たるみやシワが気になる方は、
力を入れなくても描けるアイラインを使うことが必要です。

芯が硬くて、グリグリしないと色が乗らないようなアイライナーは避け、
ペンシルアイライナーであっても軽いタッチで色が乗るもの、
もしくはリキッドアイライナーを使うことをお勧めします。

まぶたがたるんできたら、
まぶたの皮膚を引っ張ってアイラインを引きましょう、と、
よく聞くと思います。

しかし、引っ張るのではなく、
抑える程度の方が仕上がりが美しく仕上がりますし、

皮膚の重なりが大きくなってきたら、
もはや引っ張らずに、そのままの状態でアイラインを描いた方が、
うまくいくこともあるのです。シャッター職人のように。

ぜひ、参考にしてみてくださいね。

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