チークは控えめにするのが古く見えないメイクに仕上げるポイントの１つ。
しかし、だからといって大人は省いてはいけません。
控えめだけれど、省かず、ちゃんとチークは入れる。
これが大事です。
そうなると、今こそ、チークは色味ではなく、
「質感をどうするか？」ということに敏感になるべきなのです。
質感という言葉は、なんとなく専門用語のような、
ちょっと難しい感じがするかもしれませんが、
簡単に言ってしまえば、
・光るか光らないか
・光るとすれば、どんな感じで光るのか
ここを注目すればOKなのです。
光らないマットなチークは、
お肌を柔らかそうに見せてくれる効果があります。
触れた時に、ふんわり柔らかそうなイメージをもたらすのです。
ですので、頬骨が出ている方や、
顔全体の骨格が強めの方（ゴツゴツしている）が、
女性らしい柔らかいイメージにしたい時には、
マットな質感のものをオススメしています。
温度が高いイメージ、ということです。
面全体が光るパールのチークは、
マットがもたらすイメージとは真逆で、
温度が低いイメージになります。
触った時に冷たそう、硬そうなイメージをもたらします。
ですので、かっこいいクールな雰囲気に
仕上げたい時にはオススメですし、
丸顔が気になるという方にもオススメの質感です。
角度を付けて、斜め上にあげるように入れると、
その効果がより発揮されます。
また、パールのチークを、キュート型・丸く入れると、
頬のハリを強調させることができ、
頬のたるみが気になる方にとっては、
若返りメイクとして効果を発揮してくれます。
パールとは違う光り方をするのが、ラメ入りチークです。
ラメというのは、光り輝く大きな粒のことを指します。
面そのものが光るパールとは、違う光り方をするのです。
ラメが入っていると、単純に華やかさが強くなりますが、
どんな質感の土台素材にラメが混ざっているのかを見極めるのが、
大事なポイントになります。
土台がマットな素材でできている中に、
ラメが混ざっているタイプと、
土台がパールの素材でできている中に、
ラメが混ざっているタイプがあるのです。
この違いを分かりやすくイメージするには、
マニキュアの重ね塗りをイメージしてみましょう。
パールが入っていない、マットタイプのマニキュアの上に、
ラメ入りのマニキュアを重ね塗りした場合の仕上がりと、
パールが入っている、メタリックなマニキュアの上に、
ラメ入りのマニキュアを重ね塗りした場合の仕上がりの違いです。
どうでしょうか。
違いがイメージできたでしょうか。
骨格をどう見せるのか、
つまり柔らかく見せるのか、硬そうに見せるのかは、
土台の質感がマットであるかパールであるかによります。
それにラメが入っているかどうかは、
華やかさが増すかどうかの違いになるということです。
つまり、ラメ入りのチークが欲しい場合には、
マットな土台にラメが入っているのか、
パールの土台にラメが入っているのか、
それを見極める必要があるということです。
控えめチークが流行っている今こそ、
チークを選ぶ際には、色味だけで選ぶのではなく、
きちんと質感を確認するようにすること。
そして、その質感を見る時には、
マットなのか、パールなのかを見ること。
ラメ入りを選ぶ場合には、
マット＆ラメなのか、パール＆ラメなのかを見ること。
上記のことを考えながらチークを選ぶと、
より時代に合うチークと出会うことができます。
ぜひ、覚えておいてくださいね。
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