目次
こんにちは。本日も、読者様から頂いたご質問にお答えしていきます!
* * *
私は、50代後半の会社員です。
毎日、化粧をしますが、時間が経つと、アイメイクがくすんでくるというか、
とれてくるというか、朝つけた色味がほとんど、無くなってしまいます。
なので、ボケた感じに見られます。
だからといって、朝から、濃い色を使いたくありません。
アイラインはリキットタイプを使っていますが、マスカラは使っていません。
アイシャドーの色持ちをよくする方法は、ありますか?
よろしくお願いします 。
* * *
それでは、お答えして参ります。
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アイメイクの色味が持続しない原因
時間が経った時に、アイメイク、特にアイシャドウの色がくすんだり、まるで何も塗っていないかのようになってしまう場合、原因は大きく分けて2つ、考えられます。
1つは、アイシャドウそのものが取れやすいものであること。
もう1つは、ベースメイクの塩梅が悪く、それがアイメイクのくすみに影響していること。
つまり、原因は、アイシャドウか、それ以外か、ということになります(もちろん両方という場合も)。
この原因を見極める方法を、説明していきます。
原因①発色が悪かったり、密着度が低いアイシャドウ
まず、アイシャドウそのものに原因がある場合です。
塗る前の状態、つまりアイシャドウそのものをジッと見ても、それを区別することはできません。
しかし、手の甲の塗ってみた時に、発色が悪いと感じたり、塗った部分以外にラメや粉が飛び散っている場合、密着度が低いアイシャドウである可能性が高いです。
そうすると、まぶたに乗せても、数時間経つと、剥がれ落ちてしまい、何も塗っていなかったかのような感じになってしまいます。
ラメが混ざっているものに、そういうタイプのアイシャドウが多い傾向を感じます。
また、古くなってパサパサしたアイシャドウも、発色、密着度ともに悪くなっているものも多いです。
発色、密着度が良いアイシャドウは、手の甲に乗せた時も、ラメが入っていたとしても、片栗粉のように、ややしっとり感があり、肌に密着するアイシャドウです。
粉砂糖のように、パサパサ粉が広がり飛び散るタイプは、要注意です。
原因②ベースメイクの仕上がりが良くない
さて、もう1つの原因。
ベースメイクに原因がある場合です。
この場合は、まぶただけでなく、お顔全体にもくすみが生じていないか、ここもチェックしてみましょう。
お顔全体がくすんでしまうという場合は、ベースメイクに原因があります。
ファンデーションの色味が合っていないとか、ファンデーションがムラづきしているとか、フェイスパウダーが足りていないなどの原因が、考えられます。
ベースメイクの前のスキンケアにおいて、油分が多すぎて、くすみを生じさせている可能性もあります。
そういったベースメイクの塩梅の悪さが、そのままアイメイクのくすみに影響していることも、あるのです。
他にも!アイメイクのくすみがあったらチェックして!
また、以下の点もチェックしてみてください。
時間が経って、アイメイクがくすんできたなと思ったら、その、まぶたの部分を指で触ってみてください。
ペタペタしていませんでしょうか。
ペタペタしていると、どうしても色味はくすんでしまいます。
まぶたにもファンデーションはちゃんと塗る必要があるのですが、塗りすぎは禁物です。
まぶたのファンデーションは薄く伸ばし、フェイスパウダーをきちんと乗せ、サラサラの状態にしてから、アイメイクを行うようにしましょう。
アイメイクがくすんでしまうからといって、アイシャドウの色を濃くする必要はありません。
それよりも効果的なのは、薄い色のアイシャドウであっても、重ね付けして厚みを持たせることです。
これも、まぶたをサラサラの状態にキープするコツです。
上記の内容をふまえて、ぜひ、くすまないアイメイクを習得してくださいね!
少しでもお役に立てれば幸いです!
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札幌を拠点に活動するメイクアップアーティスト。
2006.4月にメイクサロン&スクール「AiLOGIC」を設立。その後、2014.4月より「Ai TERANAGANE make up studio」としてリニューアル。
同時に、コスメブランド「Ai TERANAGANE」を立ち上げる。
スタジオ運営の他に、テレビ・映画・雑誌・CM等のヘアメイクも多数担当。芸能人・タレントなどのヘアメイクも手掛ける。専門学校や各種企業にてメイク講師を勤める傍ら、メイクセミナーやイベントなどの主催も行う。活動拠点である札幌以外に、日本国内主要都市及びロサンゼルス、サンフランシスコ、シンガポールでもセミナーやイベントを開催。学生や後輩を育成し、業界を盛り上げていくためのイベント企画も行い、ブライダル業務や化粧品開発、コラム&メルマガ執筆等、多岐に渡って活動中。
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